July 6, 2008

以下、営業自粛の対象として、コンビニに白羽の矢が立った理由について考えてみる。

* 歴史の浅い業界は、影響力の強い同業組合を持っていないから。たとえば、パチ屋の業界や競馬の団体は、強力な圧力団体を備えており、政官界に太くて暗いドロドロのネットワークを築いている。だから、こういう時に営業自粛を求められるような間抜けなハメには陥らない。対して、コンビニ業界はできたばっかりで、統一的なロビー活動回路を持っていない。天下りの官僚も受け入れていないし、政治献金もしていない。だから狙われる、と。
* アタマの古い人たちは、無駄でも、良くなくても、古くから存在しているあれこれに対しては寛大に構える傾向がある。たとえば、パチンコ、競馬、酒、タバコ、売春みたいな、百害あって一利ぐらいしか無いタイプの習慣でも、それらの昔なじみの悪徳は、あんまり問題視されない。「そりゃ、たしかに良いものじゃないけど、世の中っていうのは、そういう良くないものも含んだ上で成り立っているわけなんだからさ」てな調子で、なんとなく容認される。ヤクザも。「一種の必要悪だよね」ぐらいで。ところが、パソコンだとか、携帯電話だとか、紙おむつだとかコンビニだとかみたいな、年寄りにとって「オレが若い頃はそんなものはなかった」と言い切ってしまえるタイプのニューカマーは必ずや異端視されることになっている。善し悪しや功罪とは無関係に。だって、なんとなく気に入らないから。
だから、コンビニにしても携帯にしても、若いヤツらがわけのわからない犯罪をやらかすことの有力な原因にまつりあげられている。なぜかって? オレらの若い頃にはそんなものはなかったからだよ。

 結局、無茶に見える施策でも、世論からの一定の支持がなければ実行されることはないわけで、その意味では、コンビニはやっぱり嫌われているのであろう。必ず投票に行くヒマな年寄りに。
 私見を述べれば、コンビニより何より、ツブすならパチ屋だと思うのだが、ああいう無駄で下品で罪深いものに限って絶対にツブれないのだろうな。なにせおまわりさんの末の弟みたいなヤツだから。うん。次兄はヤクザ。でもって伯父が議員で従兄弟は芸能人。